「リハビリの日数制限で、これ以上は続けられません」——退院のときや、発症から時間が経ったときに、そう言われて戸惑う方は少なくありません。今回は、[[自費リハビリと保険リハビリの違い]]を、メリットもそうでない点も含めて、正直に整理してみます。
保険リハビリには「期限」がある
脳血管疾患などのリハビリは、公的保険の制度上、発症からの日数に上限が設けられています(いわゆる標準的算定日数)。これは制度の仕組みであり、担当の先生が意地悪をしているわけではありません。
この期限を過ぎると、保険の枠組みでのリハビリは受けにくくなります。「もっと続けたいのに、場所がない」——自費リハビリが選ばれる背景には、こうした事情があります。
違いを整理する
| 保険リハビリ | 自費リハビリ | |
|---|---|---|
| 費用 | 自己負担は一部(安い) | 全額自己負担(高い) |
| 期限・回数 | 日数の上限がある | 上限はない |
| 1回の時間 | 比較的短いことが多い | 長め・マンツーマンにしやすい |
| 向いている人 | 発症直後〜回復期 | 期限後も続けたい・じっくり取り組みたい |
こうして並べると分かるとおり、どちらが上ということではありません。費用の面では、保険リハビリに大きな利点があります。正直に言えば、自費リハビリは費用のご負担が大きいという弱点があります。

自費リハビリが向いている方
- 保険リハビリの期限を過ぎたが、まだ続けたい方
- 発症から時間が経っているが、あきらめたくない方
- マンツーマンで、じっくり時間をかけたい方
- 専門的な手法(川平法・LSVT BIGなど)を受けたい方
選ぶときに確認したいこと
- 01
担当者の資格を確認する
作業療法士・理学療法士などの国家資格をもつ人が担当するか。FULL SMILE は作業療法士が担当します。
- 02
費用と回数の説明が明確か
1回いくらか、回数券の縛りはないか。強い勧誘がないかも大切なポイントです。
- 03
まず体験してみる
いきなり契約せず、体験で相性や内容を確かめる。FULL SMILE も初回体験(60分・¥5,000)からご案内しています。
保険リハビリと併用してもいいですか?
制度上の取り扱いは状況により異なります。通院先の主治医・リハビリ担当者にご確認のうえ、無理のない形をご相談ください。
おわりに──正直に選んでいただくために
自費リハビリは、費用のご負担があるからこそ、内容に納得して選んでいただきたいと考えています。良いことばかりを並べるのではなく、まずは体験で確かめていただく。それが誠実だと思っています。
Author

足立
FULL SMILE 代表/作業療法士(国家資格)
作業療法士(国家資格)。促通反復療法(川平法)認定・LSVT BIG認定セラピスト。神戸で自費リハビリ『FULL SMILE』を運営し、脳梗塞・パーキンソン病のリハビリと、その後のトレーニングに取り組んでいます。
読んでくださって、ありがとうございます。
からだのことは、どうぞ直接ご相談ください。


